昔は誰しもが日常使っていましたが、今では手にしないばかりか
持っている人も少ない風呂敷。
洋風のおしゃれなバッグや鞄などが安く簡単に手に入るようになった
こともあり、物の価値が軽視される中、風呂敷の使い方が
ここ最近また見直されるようになってきました。
最近では昔ながらの柄や色だけでなく、モダンでおしゃれなデザインも
多く見られるようになりました。
また、そうした品々を数多く扱う専門店もあります。
風呂敷の必要性を感じることのない生活スタイルになった現在でも、
手にする機会があれば色々使い道を考えるものですし、また
様々な用途で使ううちに使い勝手の良さにも気がつきます。
例えば、旅行準備をする時に衣類をひとまとめにして包めば
簡単にひとまとめにできる上、コンパクトに収められます。
かばんに入れて持ち歩けば、膝掛けにもなりますし、
買い物の際には端を結べば袋として使うこともできます。
また、訪問先へ手土産を持参する際、
紙袋でなく風呂敷に包めば品も良く、
相手への気遣いもそれとなく見せることが
できるでしょう。
外国人に人気の日本のお土産は?
近年、日本に旅行に訪れる外国人旅行者が増え続けています。
大震災等により来日者数は一時は落ち込みましたがその後回復傾向になり、
現在では様々な国々の方が旅行で来日されるようになりました。
旅行を語る上で欠かせないお土産ですが、外国人に人気のある日本のお土産とは
一体どのようなものになるのでしょうか。
2014年5月1日~31日の間に日経ウーマンにて行われた
「外国人に喜ばれたお土産や選び方のヒント」のアンケート調査の結果によると
やはり日本らしさのある和柄が散りばめられた和雑貨が人気があり、
扇子やお箸、巾着等の小物が、かさばらず色々な場所で容易に手に入ることも一因でしょう。
中でも風呂敷は色柄が豊富で物を包むだけでなく色々な用途に使用でき、
ラッピングとして、時にはファッションの一部として使用されている方もいるそうです。
折り畳んで小さくして持ち帰ることができ、大量購入してもスペースをとらないため
人気があるのも頷けます。
風呂敷でお土産を包む
お酒やワインなど微妙な形や重いものでも包装と手提げの
役目を果たしてくれる優れものです。