何もかもが便利になり、簡単に欲しいものが手に入る時代。
だからこそなのか、“物作り”が再度重視されてきています。
こういう時代だからこそ、高価で綺麗な物よりも、時間をかけて
一生懸命作られた物が喜ばれるのかもしれません。
毎年粗品を作る、と言う方は、商売をなさっているのでしょうか。
お世話になっている方へ、と言う感謝の気持ちを込めた品を
お考えの方が多いのだと思います。
贈り物の基礎知識|熨斗のマナーや季節の贈り物について
贈り物をする時には、一般的なマナーを知っておくと便利です。
特に結婚したり家族を持った場合は身内や、上司などお世話になっている人に
贈り物をするのが習慣になります。
お中元・お歳暮の熨斗(のし)のかけ方などは、基礎的な知識になるので
マナーを知らなかったと恥ずかしくないように覚えておくようにしましょう。
お中元・お歳暮の場合は、正式には包装をした後に
外熨斗(のし)で贈る方法が一般的です。
最近は環境のために簡易包装なども多く出回るようになりました。
親戚や身内などは、簡易包装で内側にのしをつけても良いです。
上司や目上の人、お世話になっている方には外にかけるのが一般的なマナーです。
季節の贈り物をする場合は、お酒を飲む人はビールなどが喜ばれます。
子供のいる家庭では夏場はジュースやゼリーが良いです。
粗品としてのしをつける場合は、内側と外側にかける方法があります。
目上の人に対しては外にかけて名前がわかるようにするのがマナーです。
贈り物に悩んだら風呂敷を作ってみよう
エコブームから、日本伝統の風呂敷には注目が集まっています。
新しく粗品をお作りになるのであれば、オリジナル風呂敷を
作ってみるのはいかがでしょうか。
風呂敷が見直され、様々に新しい使い方が開発されており、
今はむしろ、若い方が使っているものでもあります。
結び方を工夫してハンドバッグみたいにしたり、また
買い物のときのレジ袋の代用として、畳んでカバンに
入れている方もいらっしゃいます。
人目に触れる使い方だけではなく、旅行カバンの整理に使ったり、
バッグインバッグとして、ポーチのように使う方もいらっしゃいます。
素材が幅広く、化繊から綿、ウール、絹など、費用や好みで
選べますし、色、柄なども好きなもので作ることができます。
もちろん、名入れ、ロゴ入れもOKです。
ステキなものをお作りいただき、お客様へお配りしましょう。
あって困るものではありませんので、喜んで使っていただけると思います。